巧漬けのさらに上を行く巧漬け………。
それが超巧漬け。
今回は知識編ってことにして実際にやる前の予備知識的なことをまとめてみました。
◎目次
○そもそも巧漬けって?
簡単に説明するとバスフィッシングの本場アメリカでBassMasterエリートシリーズに参戦している伊藤巧選手が考えたワームに臭いをつけるメソッドのこと。本人曰くラージにも効くけど匂いに敏感なスモールにはもっと効く。魚探で魚が寄ってくるのが分かるとのこと。
○巧漬けと超巧漬けの違いは?
ワームをバイトバスリキッドに漬け込むのが巧漬け。で、バイトバスリキッドに漬け込む前にエコギアアクアリキッドに漬け込んでそのあとにバイトバスリキッドに漬け込むのが超巧漬けとのこと。伊藤巧選手が2021年のBassMasterエリートシリーズで一勝した後にインスタグラムにてほんとは教えたくなかったけどという前置きで方法を解説しました。
超巧漬けのメリットは?
①巧漬け以上にワームに臭いをつけられることで集魚力をさらにアップできる。
〜ひとこと〜
臭いをつける理由として1つはワームにバスが好む臭いをつけられること。もう一つはワームにもとからついている樹脂系の臭いやワームをつけるときについてしまう人間の臭いを消せることかなと。
②ワームが柔らかくなる。
超巧漬けをする事でワームが柔らかくなります。その分ワームが身切れしやすくなりますが逆に言うとその分フッキングさせやすくなります。
〜ひとこと〜
ワームによりますが柔らかくなることでワーム本来の動きよりも動きが弱くなります。あえて動きの弱いワームを作ってみるのも良いアイデアかも。
身切れしたワームは漬け込んだ後でもワーム補修液で修理可能です。
○巧漬けデメリットは?
①お金がかかる。
専用のリキッドや保存容器、使用前にワームにまぶすパウダーなど一通り道具を用意する必要があります。
②時間がかかる。
ワームをリキッドに二度漬けするので漬け込んでから使うまでに最低でも2週間〜3週間程度漬け込みが必要になります。
③ワームによって着色、変形する場合がある。
漬け込むリキッドに茶系の色がついているので透明のワームや色が薄めのナチュラル系のワームだとリキッドの色に染まってしまいます。また、塩をたくさん含んだ高比重系のワームは変形しやすいです。
〜ひとこと〜
超巧漬けの場合最初の漬け込みでワームがブクブクになります。その分硬さも柔らかくなります。巧漬けも超巧漬けも一度ワームをつけ込んでしまうと元通りにならないのでその点は注意が必要です。
次回はいよいよ実践編で〜す!