もうなんだかんだで一年ぐらい使ってるからそろそろレビューというか良いことも良くないことも含めてどんな感じかを書いてみても良いのかなと思って。っていうかそれがレビューか。笑
ちなみにZENONはスピニングリールとベイトリールがラインナップされてるけど自分が使っているのはスピニングの方。今使ってるのは2500SHと3000SHの２種類で最初に買った2500SHは発売日翌日に買ったから使い始めて約一年半。後から買った3000SHは去年の夏に買ったからだいたい半年ぐらいかなと。3000の方は実際には一年経ってないけどそこは大目に見てもらえればと。ざっくり一年だよねってことで。笑
前提としてリールの使用感は人によって違ってくるので、あくまで自分自身が１年ぐらい使ってみて思ったことを正直に書いてみようかなと♪
🐟🐟目次🐟🐟
- 🎣〜その１〜 とにかく軽い。🎣
- 🎣〜その2〜 ライントラブルが起こりやすい。🎣
- 🎣〜その3〜 塗装が弱め？？？🎣
- 🎣〜その4〜 ボディは結構頑丈。🎣
- 🎣〜その5〜 巻き心地はそれなりに。🎣
- 🎣〜その6〜 ベイルはバッチバチ。🎣
- 🎣〜その7〜 ドラグはカチカチ。🎣
- 🎣〜最後に〜🎣
🎣〜その１〜 とにかく軽い。🎣
ヤバいです。もうそのまんまなんだけど、とにかく軽い。これを使ってしまうと他には戻れないってぐらい軽い。2500SHは148g、3000SHが165g。ベアリングが11個使われてるリールではかなり軽い方のリールじゃないかなと。重たいスピニングリールだとなんとなくロッドにぶら下がってるような感覚があるかもしれないけどそういった重さを感じることがほぼなし。で、腕が痛くなったりとか肘が痛くなったりとか、そういうキャスト疲れもほとんど感じることがなくて使っていてホントに楽。楽だからその分長い時間釣りに集中できていると思う。
🎣〜その2〜 ライントラブルが起こりやすい。🎣
良いことも良くないことも正直に書きたいのでそこは忖度なしで。軽くしたからと言ってしまえばそうかもしれないけどライントラブルが多いかなと。フェザリング必須。マジで。軽いルアーをキャストする時とかロッドを立てながらルアーを操作する時はホントに気をつけたほうが良いかなと。っていうかしないと結構高い確率でスプールから抜けたラインがシャフトに絡んじゃう。絶対に起こるわけではないけど。
あとは根掛かりを外そうとしてロッドをガンガン煽ったときとか。糸巻き量に限らずロッドを立てた状態でラインが弛むとスプールから余分なラインが落ちてスプールの中のシャフトに絡む感じ。根掛かり外す時もフェザリングかスプールを手のひらで覆ったほうが良いかなと。
原因がスプールの形状なのかラインの巻き取りにあるのかよくわからないけど気をつけたほうが良いと思う。慣れれば気にならなくなるし巻く時の違和感で絡む前に気づいたり絡んでもすぐ直せるようにもなるけどね。そのあたりに神経質な人にはちょっと。ストレスしか感じないかも。
🎣〜その3〜 塗装が弱め？？？🎣
気にしすぎかもしれないけど一応。多分相当シビアに軽量化してるからこれも仕方ないのかなと。ボートのデッキとか柔らかいところに置く分には問題ないかもしれないけど陸っぱりでコンクリートとか、岩とかに置くと結構簡単にキズ&塗装の剥がれが。自分はリールとかロッドは遠慮しないでガンガン使いたいタイプなので、魚を釣って興奮してたりするとロッドを無意識に放り投げてしまったりで。他のメーカーがどんな感じかわからないけどハンドルを下に向けて置けばそれほどでもないかも。
🎣〜その4〜 ボディは結構頑丈。🎣
塗装は剥がれやすい感じがしてるけどボディはというと結構頑丈みたいでリールを巻く時のボディのたわみはそれほど気にならないなぁと。40UPとか50UPを釣った時も巻きにくさとか使いづらさは感じなかったし。素材も軽量マグネシウム合金だからかそのあたりはしっかりしていると思う。リールに使われる素材としてはどちらかというと高価なほうだと思うし。剛性感は問題ないと思う。4万円でお釣りが返ってくるリールで軽量マグネシウム合金を使ってるっていうのはかなりコスパ良いのでは。
🎣〜その5〜 巻き心地はそれなりに。🎣
多くの人がリールを手にした時に気にするところだと思う。自分自身も結構気にするところ。ZENONの巻き心地はというと個人的には納得できる巻き心地。でも、リールの性質を一言で言うと個性的。日本のメーカーにはない個性があるなと。使った感じが良いかというとズバ抜けて良いわけではないです。間違いなく。じゃ悪いのかというとそれもちょっと違うかなと。ハンドルのシャフトがカーボンのせいかかなり軽く巻ける感じで慣性でずっとクルクル回るというよりはナチュラルに静かに止まる感じで。釣り人の操作に素直というか、巻いて止めるが素直で楽な感じ。さすがカーボン素材。航空機やレーシングカーに使われるぐらい軽くて剛性が高い素材ってことが性能を証明してると思う。ただ、めちゃくちゃシルキー、めちゃくちゃ滑らかと言われるとそうではないんじゃないかなと。多分そういうのを求めるリールではないんじゃないかと。シルキーな巻き心地を求める人はステラとかイグジストとか買ってください。間違いないので。
🎣〜その6〜 ベイルはバッチバチ。🎣
これも好み分かれるのかなぁ。多分。スピニングのスピニングたる部分の１つって言っても良さそうな部分。言葉で説明するのがちょっと難しいけどキャストしてベイルを戻した時の感じ。リールによってスコスコしてたりカチカチしてたりパチンパチンだったりベイルの構造とか内蔵されてるバネの強さで変わってくるところだと思う。で、ZENONはというとバッチバチです。個人的にはかなり好き。戻すたびにバチッ！バチッ！って感じで。かなり硬めだと思う。でもそれが気持ち良い。もっとキャストしようって気になるし、もっとベイルを返したくなる。単純に使ってて気持ち良いってことなんだと思う。
🎣〜その7〜 ドラグはカチカチ。🎣
掛かった魚が小さいとほぼほぼ使わないかなって気もするけど滑り出しは結構なめらなかな感じ。自分はドラグは全く使わないってわけじゃないけど基本は強めにしておいて状況に応じて弱めたり強めたりっていう使い方がほとんど。大きめのが沖の方で掛かってちょっといなしてからランディングしたい時にちょっと弱めたりみたいな。個人的にはドラグの刻みがちょうどいい感じ。刻みが細かいリールだと弱めるまでに何回もノブをグリグリ回すことになるし。それがちょっと面倒というか嫌になってしまったりで。魚とやり取りしてる最中にいじるのにわざわざ時間をかけたくないしっていうのが正直なところかなと。
🎣〜最後に〜🎣
簡単にまとめるとめちゃくちゃ軽いけど若干個性というか癖があるリールって感じなのかなと。クルマで例えると、超高級ラグジュアリースポーツカーではなくてサーキットをガンガン攻めるレーシングカーみたいな。決して乗り心地は良くないです。早く走ることと快適性は必ずしも一致しないので。車体の余計ものは全て取っ払ってとことん軽くしてあるし、足回りもガチガチに硬いからちょっとした振動でもガンガン伝わってくるし、癖を理解しないと早く走らないどころかたちまちスピンみたいな。実際はクルマとは違うのでそこまでシビアではないけどZENONはそんなリールなのかなと。なので究極の使い心地、巻き心地をを求めるのならちょっと違うんじゃないかなと。改めてZENONはそういうリールではないなと思います。
実際使ってみるとキャストした後にフェザリングを忘れたときとかはラインが落ちてスプールの下の方やスプールの中のシャフトに絡んでしまったり。自分がまだ使いこなせきれていない部分はありますが、そういうのは間違いなくあります。ただ、使いこなせるようになれば軽さとか、それ以上に釣り人が得られる恩恵も十分にあるかなと思います。
ZENONについて色々書いてみたけど、もし自分が人に勧めるかと言われたら勧めないです。笑 間違いなく。これから釣りを始める人には特に。ただ、大変でもいいからレーシングカーを乗りこなしてみたいみたいな、難しくても苦労してもいいから使いこなしたいなっていう人には選択肢の一つになるかなと思います。で、自分自身はどうなのかというと、めちゃくちゃ気に入ってます♪今のところ1番。これで十分な感じだしとても満足してます♪軽いの最高♪巻き心地最高♪ライントラブルはどうにかしよう♪ 笑
以上、自分が使ってみた感じのZENONレビューでした〜〜〜♪
細いラインでキャストすると「バヒューーーン！！」ってなるよ〜〜♪ 笑
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